本記事では、ハワイ不動産会社及び、本場ハワイで活躍するインテリアデザイナーMIE＆YOUと提携するOurTurnが、ハワイアンインテリアを利用したお洒落な寝室の作り方をご紹介します。日本人は寝室のインテリアコーディネートに、あまり強いこだわりを持たない場合が多いです。他人の目に触れる機会が少なく、睡眠をとるためだけの部屋といった認識が強いためでしょう。しかしながら、本記事を読むあなたは、寝室の意味を理解し、細部にまでこだわりを持てる人物です。ぜひ本記事を参考に、ワンランク上のハワイアン風の寝室を完成させてみてください。
ハワイアンインテリアのポイント5つ
魅力的かつ快適なハワイアン風の寝室を作るためには、寝室の重要性を理解しつつ、ハワイアンインテリアを利用する際のポイントを知らなければなりません。そのため本項では、ハワイアンインテリアのポイント5つを解説していきます。
色・配色
ハワイアンインテリアを上手く活用するポイントの1つ目は、色・配色を意識することです。色には様々な特徴があり、部屋の雰囲気はもちろんのこと、その場で過ごす方の心にも影響します。
紫×アイボリー：東洋風/上品
青×ホワイト：マリンテイスト/清涼感
ブラウン×生成り（エクリュカラー）：リゾート風/ナチュラル
緑×青緑：アンティーク風/重厚感/静寂
灰色×ブラック：モダン/高級感/重厚感
黄×黄緑：北欧風/ポップ/個性
また、配色は上記のように、重厚感や高級感など、第三者へ与える影響もあるため注意深く選ばなければなりません。さらに、組み合わせによっては、それぞれの色が持つ特徴を引き出したり、反対に打ち消し合う場合もあります。
柄
ハワイアンインテリアには、下記のとおり様々な柄が存在します。
ボーダー柄
タートル柄
モンステラ柄
ハイビスカス・プルメリア・イリマ柄
パイナップル柄
サーフボード柄
トライバル柄
オリエンタル柄
布やボードに抽象的な模様が描かれている物や、パイナップルやハワイの花をモチーフにした愛らしいボタニカル柄など様々です。ハワイアン風にインテリアコーディネートをするためには、これらの特徴的な柄を、上手く組み合わせる必要があります。
ただし、それぞれに強いインパクトを持っているため、使用する数には注意が必要です。ハワイを彷彿とさせる柄を多く取り入れたからといって、より部屋の雰囲気がハワイに近くなるといったわけではありません。また、柄を取り入れる場所にも意識を向ける必要があります。
素材
ハワイアンインテリアを使う際は、素材に注目する必要があります。なぜなら、ハワイアンインテリアの素材は様々であり、使う素材によって印象が大きく異なるためです。また、同じ自然由来の素材であっても、必ずしも調和するというわけではありません。
アカシアウッド
マホガニー
ラタン
ラウハラ
バンブー
シーグラス
バナナリーフ
上記は全て自然由来の素材ですが、見た目や手触り、色合いなど様々な違いがあります。異なる素材のインテリアを使用すると、統一感が失われ、落ち着きのない空間になってしまうため注意が必要です。
大きさ
ハワイアンインテリアには、大小さまざまな種類が存在します。ソファーやベッドフレーム、ウォールアートなど、大型インテリアは部屋の印象に多大な影響を与えるため、注意深く選ぶ方も少なくありません。
最も注意すべき点は、小さなインテリアです。サイドテーブルに飾るオブジェや小ぶりな植物など、小さなインテリアの組み合わせに意識を向ける必要があります。なぜなら、1つで多大なインパクトを与える大型インテリアとは違い、複数で雰囲気を作るため、非常にセンスの問われる代物だからです。
また使用するインテリアの大きさは、壁や床、天井との組み合わせも意識しなければなりません。たとえば、白い壁の前に、濃いウッドテイストの大型チェストを置いたとします。その場合、壁とインテリアの調和が難しく、チェストのみが悪目立ちしてしまいやすいのです。さらに、圧迫感が生まれやすく、上手く組み合わせるためには非常に高度な技術が必要となります。
配置（レイアウト）
前項でも配置に関するポイントに軽く触れていますが、ハワイアンインテリアは配置も重要です。配置を決める際は、スペースや機能性、動線など様々な要素を考慮する必要があります。そのため、大型のハワイアンインテリアを使用できない場合もありますし、置けるインテリアが限られることから、個性のない空間になってしまう場合も珍しくありません。
使用したいインテリアがある場合や、配置を決められない場合は、弊社が提携するインテリアデザイナーMIE＆YOUへご依頼ください。MIE＆YOUではインテリアの配置はもちろん、色や素材、証明や香りなど、総合的なインテリアコーディネートの提案が可能です。オーナー様1人1人の好みをお聞かせいただき、寄り添った世界に一つだけの空間作りを得意としています。
ハワイアン風寝室の作り方7つ
本項では、より具体的なハワイアン風寝室の作り方を7つご紹介します。寝室は、大切な人物とのコミュニケーションの場であり、日中の質を高める休息の場所でもあるため、様々な要素を加味しなければなりません。今回ご紹介するハワイアン風の寝室の作り方を参考に、ぜひ世界に一つだけの特別な空間を作り上げてみてください。
趣味・趣向を最優先に
寝室は、基本的に第三者の目に触れる場所ではありません。あなたもしくは、大切な家族とリラックスする場所です。そのため、自分自身が快適だと感じられることが最も重要になります。
リビングルームや玄関は第三者への印象を優先しなければなりませんが、寝室に限っては自身の趣味・趣向を最優先にしましょう。好きな色、好きな素材、好きなインテリアを選んで問題ないのです。しかしながら、好きなインテリアの使用数は限定しましょう。全てのインテリアを趣味・趣向に寄り添った物にしてしまうと、まとまりがなく落ち着きのない空間になってしまいます。
動線の確保
ハワイアン風の寝室を作る際は、寝室の入り口から最も遠い部分までの動線を意識する必要があります。部屋に一直線の動線が確保できると、視線を遮る物がなくなり、部屋全体に開放感を与えることが可能です。また、予め動線を決めるだけで、インテリアのレイアウトもスムーズになります。
動線の確保は、寝室に大きな窓がある家では、特に注力したい部分です。入り口から窓まで一本の軸が通り、効果的な視線誘導ができます。部屋全体の統一感と、広々とした雰囲気を作ることができるため、ぜひ意識して取り組んでください。動線を確保するためには、部屋のスペースに合わせた、最適なサイズのインテリアを選ばなければなりません。
壁の使い方
壁は、ハワイアン風のインテリアコーディネートで積極的に利用されるスペースです。時計やアート、ウッド調の看板など、様々な装飾方法が考えられます。しかしながら、生活感が出やすく、使用するインテリアによっては煩雑な印象を持たれる可能性が高いため注意が必要です。
また、アート等を飾る際、位置が不揃いまたは、バランスが悪い部屋も少なくありません。特に、複数個のアートを飾るご自宅に多いミスであり、部屋の印象を著しく下げてしまう要因となっています。どれほど高価なインテリアや貴重なインテリアであっても、正しい位置に美しく配置できなければ、部屋の印象を下げるインテリアでしかありません。
天井・床とインテリアの色合い
ハワイアンインテリアを使ってハワイ風の寝室を作る際は、天井・床と、インテリアの特徴や色合いのバランスを調節する必要があります。インテリア同士の色を意識する方は少なくありませんが、天井・床との調和をしっかりと意識できる方は少ない印象です。
一般的な住居は、天井・床ともにブラウン調であり、フローリングは木目調の模様となっています。つまり、全体的に木の印象が強いです。そのため、木や葉を使ったハワイアンインテリアがマッチするように思われがちですが、使用過多傾向にあります。
さらに、同じような木を使ったインテリアであっても、購入先の違いやシリーズの違いから、色合いが揃わないことも珍しくありません。木で揃えられ、統一感が有りそうに思われるのに「違和感がある」もしくは「お洒落さがない」のは、色合いの不一致が要因の一つです。個人でインテリアを購入する際、ほとんどと言っていいほど発生する事象ではありますが、部屋の高級感や統一感を著しく低下させてしまいます。
香り・照明が重要
インテリアコーディネートに関して、大型インテリアやその配置ばかりが注目されていますが、実は香りや証明など、空間を演出するインテリアも非常に重要です。香りは、直感的に感じられる要素であり、心身に大きな影響を与えます。リラックス効果や幸福感など、様々な研究でも明らかになっているため、上手くインテリアコーディネートに取り入れていきましょう。
しかしながら、香りや照明など細部にこだわったインテリアコーディネートは容易ではありません。そのため、細部にこだわったハワイアン風の寝室を目指したい方は、インテリアデザイナーMIE＆YOUへご依頼ください。MIE＆YOUでは、海外限定で取り扱われているインテリアの手配も可能なため、選択の幅が広く、部屋の印象を一変させるとっておきの香りや照明の提案が可能です。
アクセントアイテムの使い方
アクセントアイテムとは、部屋にメリハリを与えるインテリアアイテムのことです。クッションカバーや壁にかけられているアート、サイドボードに置くオブジェなどがアクセントアイテムとして使われます。ハワイアンインテリアには、魅力的なアクセントアイテムが多数存在し、これらを上手く活用できるか否かが部屋の印象を大きく左右するのです。
アクセントアイテムを使う際は、色合いと配置場所を意識しましょう。まず、色合いに統一感がないと、落ち着きのない印象となってしまいます。プロのインテリアデザイナーであれば、アクセントアイテムに複数色を使用した上級コーディネートが可能ですが、慣れない方は1色、多くても2色以内にまとめましょう。
アクセントアイテムの配置は、色合いの決定よりもさらに高度な知識が必要です。アクセントアイテムの位置は、寝室を訪れた際の視線の位置となるため、効果的な場所に配置しなければなりません。
ハワイアン風寝室作りの難しさ
ハワイアンインテリアには、自然を想像させるアイテムが多く、穏やかな雰囲気と洗練された雰囲気両方を持ち合わせているため、寝室での使用に大変適しています。しかしながら、動線や色合い、素材感の統一などポイントが多く複雑です。他にも、生活感の排除やインテリアの重心を揃えるなど、意識する部分は多岐にわたります。そのため、本格的なハワイの寝室を再現するのは容易ではありません。
本格的なハワイの寝室を作りたい方や、自分でコーディネートした現在の寝室に納得できない方は、一度インテリアデザイナーMIE＆YOUへお問い合わせください。MIE＆YOUでは、1部屋からのインテリアコーディネート依頼が可能です。さらに、図面が無い場合や予算が限られている場合であっても、柔軟に対応させていただきます。
人生の3分の1を過ごす寝室はどの部屋よりも自分好みに
日本人がインテリアコーディネートをする際、寝室は最も後回しにされやすい場所です。他人の目に触れる機会が少なく、寝室への意識が低いことが関係しています。欧米では、睡眠をとるためだけの場所といった認識はありません。
寝室は親子間やパートナーとのコミュニケーションの場であり、日々の質を高める重要な場所と認識されているため、インテリアコーディネートへの注力の仕方も格段に違います。本格的に寝室をハワイ風に変貌させたい方は、欧米の意識を理解し、時間をかけて作り上げてください。インテリアの選択、配置、色合いなど何かしらの悩みが生じた際は、MIE＆YOUへご相談いただければ最適な提案をさせていただきます。
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